DroneKit Androidの紹介
DroneKit Androidとは?
DroneKitのAndroid実装です。もとは3DR Roboticsという会社が開発し https://github.com/dronekit/dronekit-android.gitで公開されていました。しかし残念ながら現在は2017年末ごろを最後に更新がありません。利用しているユーザ数もかなり少ないのが現状です。
しかし、Dronekit AndroidはTower(PlayStoreリンク)というオープンソースのGCSアプリに使われているくらい高機能なライブラリです。Android限定ではありますがこのリソースを使わないのはもったいないです。
ただ、現在はメンテナーがいないのが残念です。この記事を書いてる動機は少しでもDronekit Androidのユーザが増え改良・修正パッチを送ってくれる方が増えるといいなというところです。
何に使えるの?
Android端末向けにドローン制御アプリ開発ができるようになります。MAVLinkプロトコルからJava/Kotlin向けにジェネレータはあります。ベースを生成して独自に必要な部分だけを実装するのもありですが、Dronekit Androidを使えばもっと早く実装することができます。
開発環境セットアップ&サンプル実行
WindowsのWSL1でArduPilot開発環境がセットアップされている前提としたセットアップですが、Dronekit Androidの開発環境セットアップ動画をYoutubeに上げました。よかったら参考にしてみてください。
動画では、私が仕事で使ってる範囲内でワークアラウンド的な修正などをしているForkリポを使っています。オープンなリポですので自由に使っていただいて構いません。
https://github.com/tajisoft/dronekit-android.git
不具合、機能修正・追加などよかったらしていただけると嬉しいです。